今回は、拡張パック「闘う虹を見たか」で収録されている「リザードンGX」をメインアタッカーに据えた【リザードンミロカロス】を紹介しよう。「MカメックスEX」の先駆者としもお馴染みの「ろむざーど（@ROMZARD）」氏考案の画期的なデッキ構築となっている。

珍しいデッキと圧巻のプレイで観客を魅了したろむざーど氏。残念ながらジムバトルでの優勝は叶わなかったようだが、日本チャンピオン決定戦の候補デッキの1つでもあり、大会を勝ち抜いてきた秘蔵のレシピをご紹介したいと思う。


＜ろむざーど式『リザードンミロカロス』＞

【ポケモン】　１６
ヒトカゲ　３
リザード　１
リザードンGX　３
ホウオウGX　１
ヒンバス　２
ミロカロス　２
アローラロコン　１
カプ・テテフGX　１
シェイミEX　２

【サポート】　１０
プラターヌ博士　４
エリートトレーナー　１
鍛冶屋　３
アズサ　１
グズマ　１

【グッズ】　２２
バトルサーチャー　４
バトルコンプレッサー　４
ハイパーボール　４
レスキュータンカ　４
ふしぎなアメ　４
かるいし　２

【エネルギー】　１２
ダブル無色エネルギー　４
バーニングエネルギー　２
基本炎エネルギー　６

＜ろむざーど式『リザードンミロカロス』のキーカード紹介＞

【リザードンGX】

2進化　HP250　炎

無無無　つばさでうつ　70

炎炎炎無無　ぐれんのあらし　300
このポケモンについている炎エネルギーを、3個トラッシュする。

炎無無　レイジングアウトGX
相手の山札を上から10枚トラッシュする。

弱点：水　抵抗力：－　にげる：無無

【ミロカロス】

1進化　HP100　水

特性　エナジーグレイス
この特性は、自分の番に1回使えて、使ったなら、このポケモンをきぜつさせる。自分のトラッシュから基本エネルギーを3枚選び、自分のポケモン（「ポケモンEX」をのぞく）1匹につける。

【鍛冶屋】

サポート

自分のトラッシュから炎エネルギーを2枚選び、自分の炎ポケモン1匹につける。

＜ろむざーど式『リザードンミロカロス』の立ち回り＞

序盤

Point：セオリー通りたねポケモンを並べよう

序盤は最低でも《ヒトカゲ》と《ヒンバス》を並べたい。《ハイパーボール》から《カプ・テテフGX》をサーチし、特性「ワンダータッチ」で《アズサ》を使用することで、安定してたねポケモンを展開することができるぞ。
後攻なら《アローラロコン》を持ってきて、エネルギーなしで山札から好きなポケモンを2体まで持ってこれるワザ「みちしるべ」を使用し、次のターンの行動まで助けてくれるぞ。

中盤～終盤

Point：毎ターンエネルギーを加速しよう

理想は2ターン目から「ぐれんのあらし」300ダメージを連射。
悠長に戦っていると相手の盤面が完成し《リザードンGX》が簡単に倒されてしまう。2ターン目には《ふしぎなアメ》で《リザードンGX》に進化し、《ミロカロス》の特性「エナジーグレイス」と手貼りで《リザードンGX》にエネルギーを5枚付けよう。早い段階でHP250の《リザードンGX》で300ダメージを出し始めたら、返しのターンで《リザードンGX》を倒すことは容易ではないだろう。
隙を見て《バーニングエネルギー》や《鍛冶屋》を駆使し、ベンチのポケモンも育てよう。《リザードンGX》のワザ「ぐれんのあらし」と《バーニングエネルギー》は相性バッチリだ。バトル場の《リザードンGX》に《バーニングエネルギー》を付けていれば、次のターン《鍛冶屋》でバトル場の《リザードンGX》のエネルギーを確保しつつ、ベンチのポケモンに手貼りすることで後続のポケモンを育てることができるぞ。
終盤は負け筋がないよう、ベンチに置くポケモンや次のターンのエネルギーなどを気にしながら戦おう。HPの低い《ヒトカゲ》をベンチに置いてしまったがために、次のターン《グズマ》で負けてしまっては勿体ない。詰将棋と同じように、相手を詰ませることが勝率を上げるためのコツだ。


＜ろむざーど式『リザードンミロカロス』構築者インタビュー＞　

デッキ構築者の「ろむざーど（@ROMZARD）」氏　に、デッキインタビューをさせていただきました！


ージムバトル中の心境について一言

緊張感があって、普段の独り回しとは比べ物にならない楽しさを感じていました。


ーどのような点を心がけて練習してきましたか？

《バトルコンプレッサー》の正しい選択ですかね。ポケモンをトラッシュすることで間接的に《レスキュータンカ》がポケモンをサーチする手段となるので、序盤の《バトルコンプレッサー》は大切です。終盤も必要なくなったカードをトラッシュしてデッキを圧縮するのに役立つのですが、序盤も終盤も《バトルコンプレッサー》の選択は難しいです。


ー採用を悩んだカードなどがあれば教えてください

1番は《Ｎ》ですね。《Ｎ》があればワンチャンって場面はあると思いますが、そういう場面はワンチャンしかないし、そもそも速攻で圧倒するデッキなので今回は採用を見送りました。その代わり《ミロカロス》と相性の良い《エリートトレーナー》を採用し、序盤から相手のハンデスを狙っていきます。
あとは《オカルトマニア》だったり《アローラキュウコンGX》だったり入れたいカードは山程ありますけど、気持ち良いデッキが好きなので邪魔になるカードは削りました。


ーデッキの長所と短所

長所：HPが高く、ほぼ全てのポケモンをワンパンできる火力を持っている。

短所：環境デッキのほとんどがきつい。


ーこだわりのポイントはありますか？

《バトルコンプレッサー》4積み。
《レスキュータンカ》4積み。
《ふしぎなアメ》4積み。


ー記事を読んでくれた人に伝えたいことがあれば、お願いします。

このデッキをベースに、また新たなデッキが生まれることを楽しみにしています。


ーデッキインタビューは以上です。
デッキ提供、及びインタビューのご協力ありがとうございました！

ありがとうございました。

ビークインが収録されてから本当によくお世話になったデッキです。

カリンも出たし、世界大会も終わったし、環境が大きく変わるので

大会で使用した真面目なデッキレシピを初めて公開します。

文章は不真面目です。



～カメックスメガバトル千葉・福岡大会使用デッキ～

【行進ビークイン】

XY1～XY10　スタンダード

P27
バチュル4
バケッチャ4
ランプラー4
ミツハニー4
ビークイン4
アンノーン4
シェイミEX3

Sp8
プラターヌ博士4
Ｎ1
センパイとコウハイ1
フラダリ1
オカルトマニア1

G20
バトルサーチャー4
バトルコンプレッサー4
ハイパーボール4
時のパズル4
びっくりメガホン1
かるいし2
ちからのハチマキ1

St1
パラレルシティ1

E4
ダブル無色エネルギー4



～日本チャンピオン決定戦使用デッキ～

【行進ビークインダストダス】

XY1～XY11　スタンダード

P29
バチュル4
バケッチャ4
ランプラー4
ミツハニー4
ビークイン4
ヤブクロン2
ダストダス2
アンノーン2
シェイミEX3

Sp7
プラターヌ博士4
Ｎ1
センパイとコウハイ1
フラダリ1

G19
バトルサーチャー4
バトルコンプレッサー4
ハイパーボール4
びっくりメガホン1
すごいつりざお1
スペシャルチャージ2
かるいし2
ちからのハチマキ1

St1
パラレルシティ1

E4
ダブル無色エネルギー4



～ポケモンワールドチャンピオンシップス2016使用デッキ～

【行進ビークインダストダス】

XY1～XY11　スタンダード　（世界レギュ）

P27
バチュル4
バケッチャ4
ランプラー4
ミツハニー4
ビークイン4
ヤブクロン2
ダストダス2
シェイミEX3

Sp8
プラターヌ博士4
Ｎ1
センパイとコウハイ1
フラダリ1
ポケモンレンジャー1

G20
バトルサーチャー4
バトルコンプレッサー4
ハイパーボール4
魅惑のポフレ1
びっくりメガホン1
すごいつりざお1
スペシャルチャージ2
かるいし2
ちからのハチマキ1

St1
パラレルシティ1

E4
ダブル無色エネルギー4



～コンセプト～

簡単で強い。疲れない。
なんでもゴリ押す。つまり脳筋。



～デッキ解説～

最初だけよるのこうしんで倒します。後は基本的にビーリベンジで倒して相手に負担をかけます。ビークインはHPが高めで進化ポケモンでもあり草タイプで悪弱点でないため、行進対策の様々なカードに強く、このデッキの魅力でもあります。アタッカーはバチュル2体とビークイン4体が基本ですが、行進戦とオーロット戦は相手が勝手に次元の谷を出してくれるのでバケッチャで殴ることもあります。上手い人はなかなか次元の谷を出してくれないので大変です。うっかり打点が出ない時は無理せずスカイリターンでも全然間に合うので安全に動きましょう。行進戦など非EXの殴り合いの時はなるべくシェイミEXは出さないように。出してしまってもパラレルシティでトラッシュしたり、すごいつりざおでデッキに戻したり、しっかりとケアを怠らないようにしましょう。ダストダスなども置いておくと負け筋になるので、ダストダスがいなくても勝てる盤面になったらパラレルシティでトラッシュしましょう。行進とオーロット以外のだいたいのデッキに有利をとれますが、環境上位の行進とオーロットがキツイので弱いです。しかしあまり頭を使わず簡単になんでも倒せるのでやっぱり強いです。


～カード解説～

バチュル
よるのこうしん
たくさん入れると強いから4枚

バケッチャ
よるのこうしん
スタートしたくないから減らそうかなって思ったこともあるけど
たくさん入れると強いから4枚

ランプラー
よるのこうしん
やっぱりたくさん入れると強いから4枚

ミツハニー
ビークインで殴るのが強いからその進化前は絶対4枚

ビークイン
ビークインで殴るのが強いからやっぱり上も4枚

ヤブクロン
ダストダスの進化前。2枚ないと一生進化しない。

ダストダス
主にゲッコウガの対策に入っている。オカルトマニアは相手のＮなどで流れるけど、ダストダスは場に残るから強い。またギルガルドEXを倒す時にオカルトマニアとフラダリは同時に使えないが、ダストダスとフラダリは一緒に使えるので強い。ワンチャンオーロット相手も先攻でヤブクロンにかるいしを貼ってダストダス進化してゴリゴリ押せば相手後続のオーロットが続かなくて勝てるかも（勝てない）。

アンノーン
とりあえず強い。場に残しておけばＮのケアになる。ホイッスル＆ポフレ対策にもなる。たまに殴ってバチュルとかミュウを倒すことも。

シェイミEX
セットアップは強い。シェイミEXでスタートしてシェイミEXが1枚サイドに落ちてしまっても山札にいるように3枚。

プラターヌ博士
ポケモンがあまりにも多くて手札が詰まりやすので4枚

Ｎ
強いけど基本的にプラターヌ博士を使いたいから最低限の1枚

センパイとコウハイ
安全にニコ玉を持ってきたり、びっくりメガホンなどピン積みのカードを持ってこれる優秀なカード。

フラダリ
試合を決める最強のカード。2枚入れたいけど、サイド残り2枚に落ちていなければわりとなんとかなるというのと、サポートを入れすぎると手札が詰まるということを言い訳に最低限の1枚。でもスペースがあればもう1枚いれたい。

オカルトマニア
主にゲッコウガとギルガルド対策。他にも特性に依存してるデッキだったり、相手がセットアップできなくて困ったりするので、状況をよく見て使いましょう。

ポケモンレンジャー
主にギラティナ対策。他にはジラーチだったりデンチュラだったりまぁ色々。1枚あれば十分。サイド落ちしたら知らない。

バトルサーチャー
強いから4枚

バトルコンプレッサー
強いから4枚

ハイパーボール
強いシェイミEXを持ってこれるから4枚

時のパズル
なんでも再利用できる優秀なカード。2枚揃わないとあまり意味がないので4枚。

魅惑のポフレ
バチュルがよくスカイリターンで倒されるので、入れておくと強い。
行進戦はポフレフラダリで勝負が決まったりすることもある。

びっくりメガホン
主にきあいのタスキ対策。普通に闘魂のまわしを剥すと楽に戦えるから便利。早急に処理したいギラティナEXのまわしを剥すことが多い。後は行進戦でバチュルのまわしを剥してスカイリターンすることもある。とりあえずかるいしを剥しておくと相手が勝手に困ることもある。

すごいつりざお
最初のプラターヌで切ったビークインやらダストダスを山に戻すために入っている…　という理由もあるが、実際一番の採用理由はトラッシュにいるシェイミEXをターゲットホイッスルで呼ばれないよう山に戻すためである。パラレルシティでトラッシュしたシェイミEXをすごいつりざおで戻して負け筋を減らすというプランがあるため抜くカードの候補ではあったが抜けなかった。

スペシャルチャージ
1枚あれば勝てるけど、2枚ないとタイミング良く引けないので2枚。

かるいし
シェイミEXなど色々逃げるために必要。行進戦の後攻で遅れないために絶対引きたいので2枚は必要だと思っているが、次元の谷でもいいのかなぁと思わなくもない。気持ちは3枚入れたい。

ちからのハチマキ
ダメージは簡単に出るので1枚あれば足りる。スカイリターンとかめざめるパワーとかハチマキを貼ることで器用に動けたりするので最低限の1枚。

パラレルシティ
バチュル、ビークイン以外のいらないポケモン、主にシェイミEXなどをトラッシュし負け筋を減らすカード。ゲッコウガ戦などで最初に出してベンチ縛るのも強い。とりあえず出しておくだけでも強い。

ダブル無色エネルギー
これがないと殴れないので4枚


～その他入れ替え候補だったカード～

デンチュラ
ゲッコウガ戦だったり、行進戦だったりでちょこちょこ活躍するが、スペースがなかったのと、選択肢が増えると頭が追いつかなくなるので断念。
ちなみにダストダスを抜いてデンチュラを入れるかは世界大会Day2当日の朝まで悩んでいました。

ロトム(XY7)、クリムガン(XY11)、ファイアロー(XY11)
オーロット戦であると強いかと思ったが、あっても勝てないことの方がほとんどだったので断念。

AZ
オーロット戦でヘッドノイザーが付いたシェイミEXを戻したり、ダストダスが逃げれなくなると負けてしまうので少し入れたかったが、サポートを増やすと手札が詰まってしまうということと、スペースの関係で断念。

クセロシキ
タスキやまわし、シェイミEXに付けられたヘッドノイザーを割るために少し欲しかったが、サポートを増やすと手札が詰まってしまうということと、スペースの関係、そして何よりクセロシキで割っていると色々間に合わないことの方が多いので断念。クセロシキとフラダリは同時に使えない。

こわいおねえさん
行進戦で使うとニコ玉をトラッシュさせることができたり強いかと思ったが、なかなか手札が3枚以下にならないのと、トップで解決されてしまうのと、何よりこわいおねえさんを使ってる暇がないということで断念。

2枚目のフラダリ
スペースがなかったので断念。

ターゲットホイッスル
デンチュラと一緒に使うことで行進戦だったり、ゲッコウガ戦だったりサイドレースを有利に進めることができると思ったがスペースの関係で断念。

次元の谷
バケッチャが殴れるように1枚入れるか悩んだが、スペースがなかったのと、入れておくとバトルコンプレッサーでトラッシュするポケモンを選ぶ時にバケッチャをトラッシュするか少し迷ってしまうので断念。



最後に…

日本チャンピオン決定戦も世界大会もこのデッキを使うか、もう１つの好きなデッキを使うか最後まで悩み、世界大会はDay1の結果を見て決意しました。
もう１つのデッキも強いし本当に使いたかったんですけどね…。

世界大会など試合数が多い大会の時は、なるべく頭が疲れないように自分が使いやすい簡単な構築を意識しましたが、デッキ自体は様々な選択肢があって臨機応変に動ける方が強いのであまり参考にしないでください。



おわり。

XY4が発売されてからすぐ組んでずっと愛用していたリザルージュラです。
好きすぎてXY5が発売されてからも崩さずに使っていましたがこのデッキを崩さないと他のデッキが組めないので、非常に残念ですが今生の別れです。
…(たぶん)


＜Mリザードンルージュラ＞

BW1～XY4　スタンダード

【ポケモン】　11
リザードンEX　3
MリザードンEX[竜]　2
レシラム　1
デデンネ　1
ルージュラ　3
ジラーチEX　1

【サポート】　11
プラターヌ博士　4
N　1
鍛冶屋　3
フラダリ　1
ポケモンセンターのお姉さん　1
フラダリの奥の手　1

【グッズ】　26
ライブキャスター　2
バトルサーチャー　4
ローラースケート　3
じてんしゃ　2
バトルコンプレッサー　3
ハイパーボール　4
ポケモンいれかえ　1
あなぬけのヒモ　1
きずぐすり　2
かたいおまもり　2
ちからのハチマキ　1
ゴールドポーション　1

【エネルギー】　12
基本炎エネルギー　5
基本悪エネルギー　2
ブレンドエネルギー 草炎超悪　1
ダブル無色エネルギー　4


～デッキ解説～

はじめに、このデッキは一般的なリザードンデッキとは違います。
リザードンデッキと言えば相手に展開させる隙を与えず初ターンから高打点を連発するイメージがあるかもしれませんが、そのイメージは捨てましょう。

このデッキは根気よく速攻でベンチにMリザードンEXを育てて、準備ができたらそのMリザードンEXでワイルドブレイズ300を連射します。
被ダメージはかたいおまもりで抑え、ルージュラの特性「しょうりのキッス」やきずぐすり、ゴールドポーションなどを使って回復しましょう。
そのため中打点のデッキには基本的に勝てます。
(ちなみにXY4が発売された当時はMライボルトEXやゲンガーEX、ドンファンなどの中打点デッキが多く、またバトルサーチャーが再録されたことによりデッキのフラダリの枚数が減り相手が最初から手札にフラダリを持っているという状況が少なくなったため非常に勝ちやすかったです)

MリザードンEXにかたいおまもりを付けるとHPは実質250です。
HP250の打点300を前にすると相手は「ダメージは入れられるけど倒せない。倒さないと返しで倒される。ダメージが少ないと回復される」といった悩ましい状況に追い込まれます。すると高打点の出せるデッキはそれを「1発で倒そう」もしくは「高打点でほぼ瀕死状態に追いやって次のターンで倒そう」という目算を立てくることが多いです。(例：イベルタルEX) そう考えベンチに高打点を出せるポケモン育て始めたところをフラダリなどを駆使して倒します。すると相手はそれを返すポケモンがいなくなり、そのまま勝利！ 簡単ですね。

とは言え、そう上手くいかないこともあるので、XY4発売当時Mライボ牽制で多少数は減ったと言えど変わらず環境にいて高打点を叩き出せるイベルタルEXの対策としてデデンネが入っています。デデンネのワザ「エネショート」は相手のポケモンについてるエネ×20ダメージ、イベルタルEXのワザ「イビルボール」はお互いについてるエネの数分だけダメージも上がるので、MリザードンEXを倒す時にはかなりのエネが付いていると思います。そこをデデンネのエネショートでイベルタルEXの雷弱点をついて倒します。たまにタチ毒のダメージや前のターンからの加算されたダメージでイベルタルEXに付いてるエネが少ない時があります。その時はデデンネにちからのハチマキを付けて倒しましょう。

他にも高打点は出なくてもMリザードンEXだけでは処理がきついポケモンがいます。それはEXからワザのダメージを受けない「しんぴのまもり」などの特性を持ったポケモンです。こういったポケモンに対しては非EXであるレシラムを駆使して突破します。こういったポケモンを倒すまではレシラムにはいてもらわなければならないので、場に出すタイミングはよく考えましょう。万が一役目を果たす前にレシラムがトラッシュへ逝ってしまったらフラダリの奥の手で救出して粘りましょう。


～カード解説～

・リザードンEX
　このデッキの主役の進化前

・MリザードンEX[竜]
　このデッキの主役

・レシラム
　しんぴのまもり撲滅委員会

・デデンネ
　イベルタル撲滅委員会

・ルージュラ
　主役をステージ袖から支える

・ジラーチEX
　事故防止とかフラダリとか鍛冶屋とか奥の手とか

・プラターヌ博士
　ドロソ

・N
　ピンチの時はこれで粘ろう

・鍛冶屋
　主役を速攻で育てる

・フラダリ
　相手のMリザの突破口を潰そう

・ポケモンセンターのお姉さん
　HP回復&状態回復

・フラダリの奥の手
　デッキ切れ防止

・ライブキャスター
　ベンチスペースないからジラーチ多投できないっていうのと
　奥の手とか引かないと負けるって時にローラースケートだと危険すぎる

・バトルサーチャー
　鍛冶屋うったりフラダリうったり奥の手うったり

・ローラースケート
　コインウラはプレミ

・じてんしゃ
　コインに頼らないけど手札にたまるカードが多いので少な目

・バトルコンプレッサー
　炎エネとか鍛冶屋とかプラターヌとか落とします

・ハイパーボール
　ポケモン持ってきたりジラーチ経由でサポート持ってきたり

・ポケモンいれかえ
　要所で

・あなぬけのヒモ
　これで留めを刺すことも

・きずぐすり
　回復しましょう

・かたいおまもり
　Mリザにつけて被ダメージを抑えましょう
　状況によってジラーチEXに

・ちからのハチマキ
　デデンネにつけたりレシラムにつけたりハチマキかえんばくしたり

・ゴールドポーション
　最強回復アイテム

・基本炎エネルギー
　最低限の枚数

・基本悪エネルギー
　ワイルドブレイズのために

・ブレンドエネルギー 草炎超悪
　炎エネと悪エネの枚数に不安が残るので
　あとたまにルージュラがワザ使う用、これで勝つことも

・ダブル無色エネルギー
　ニコ玉 is つよい


最後に…
見てもらえればわかると思いますが、このデッキはスペースきっつきつです。他にも入れたいカードはありますが、まぁ仕方ないですね。
組んですぐの時はみがわりロボでMリザードンEXがたつまでの時間を稼ごうと思っていたのですが、みがわりロボでスタートできるわけじゃないし、サーチができるカードも入ってないしで抜きました。サイド5枚取られようがその後MリザードンEXでサイド6枚取り返せばいいだけだし、テキトーなポケモンを犠牲にしながら育てれば良くねっていう… レシラムとかを前に出しておくといい時間稼ぎになります(笑)
あとMリザードンEXの準備ができるまでは相手の場は気にしてはいけません。気にしたら負けです。根気よくMリザードンEXを育てましょう。
ゆうて臨機応変にｗ
MリザードンEXをたてた後のワイルドブレイズ連射は気持ちいぃ↑↑↑↑ですが、デッキ切れに気を付けましょう。実際これで負けることが多いです。奥の手とサーチャーの枚数はちゃんと気にしておくように。
ちなみにXY5が発売されてからも使っていましたが、ゲンシカイオーガに無敗です。M進化さえしてしまえば弱点が変わるのでゲンシカイオーガも中打点デッキです。しっかりとやれば負けることはありません。



おわり。



P.S.
この記事が記念すべき100更新目でした(笑)